名古屋のイラストレーター、ハナイナホです。

私は動物・子どものイラストを得意としていますが、まだまだ表現の幅を広げることをやめるつもりはありません！笑

ということで、グリザイユ画法でイラストを描いてみました。

 

グリザイユ画法とは、先にモノクロでイラストを描き、後からオーバーレイで色を重ねる描き方です。

光と影のみの状態から土台を組み立てるため、色の情報に惑わされずに形を描くことができます。そして、着彩も後からになるので、色変更が大幅に楽に…！

 

立体感の表現をしやすくする画法なので、私のタッチとしてはそこまで活かせられないかも…と、躊躇しておりましたが、やってみたらいつもよりも温度感が伝わるイラストになりました。

今後の表現方法の一つになりそうです。

 

今回のイラストは、最終的に装丁デザインにしあげる想定で描きました。

動物がでてくる童話、オオカミが悪役になることが多いので、オオカミ自身もみんなの輪には入らずも「ちょっといいな」という表情で見守っているイラストにしております。

いつか童話集の装丁もやってみたい…！と思っています。